オフィシャルサイトの選手インタビュー第一弾は、「VALKYRIE 01 CAGEFORCE-EX」にて、玉田育子選手(AACC)と対戦する、大室奈緒子選手。2002年2月、まだ草創期のスマックガールでプロデビュー以来、コンスタントに試合を続け、そのスマックガールでは、しなしさとこ選手との初代フライ級女王決定戦、DEEPでは瀧本美咲選手とのライト級次期挑戦者決定戦に挑みながら、あと一歩のところでトップ取りを逃してきた。ヴァルキリー主催のGCMが運営する道場・和術慧舟會所属選手としての自覚、初の体重について等、多方面にわたり話を聞いてみた。
タイトルの「グラップリングDNA」は、スマックガール時代のキャッチで、実は彼女が「ヒトゲノム・プロジェクト」(人間の遺伝子を解析する国家的プロジェクト)に関わる仕事をしていたことに、ちなんでいる(聞き手・長尾メモ8)。

※UFCで活躍中の世界の岡見“サンダー”勇信選手とのスタンド・レスリングのライトスパー。岡見選手が巨大なのか(上半身のデカさと言ったら!)、大室選手が小さいのか、その落差が凄いです。ちなみに、仕込みではありません。
−−まずは今回こうやってヴァルキリーが立ち上がるわけですが、同じ慧舟會が主催していたクロスセクションとの違いというか、気持ちの違いあたりから、お願いします。
「クロスセクションは、完全に発表会という位置づけで、社長自身もそう言ってましたし、プロ興行というより、ウチの子を並べて、相手を呼んできましょうという感じだったんですけど、今回は慧舟會というより、女子の総合格闘技の為に、社長が立ち上がってくれたという感じですね」
−−そんな慧舟會の女性陣の中でリーダー的な存在として、まずは大室さんに話を聞きに来たってのはあります。
「……(苦笑して首を横に振る)」
−−では、その首を振っている意味あたりからお願いします。
「いやいや、自分は歳が上なんで、単純に音頭を取ったりはありますけど、ウチは三角形的な(先輩後輩の構造みたいな)モノはないところで、わりとフラットなところにいると思っていて、あの人には上だからモノを言えないとかは、凄くイヤで、逆に下だから言えないとかだったら、こういう状況で絶対よくなっていかないと思うし、キャリアが短いからこそ思いつくこともあるだろうし、それを認め合っていかないと…。だから、山になっているんじゃなくて、みんなで、輪になって中心に言うみたいなカタチじゃないと……とは思ってますね」
−−今回は、チケットを手売りしてもらうことについて、私を含め、かなり強くお願いしているわけですが…。
「基本的にチケットを売らなくちゃいけないってのは、前から思っていて、自分の動きが変わったとかはないんですけど、今回みたいにかなり厳しく言われると、見えない圧迫感は少しあって、売れなかったらどうしようみたいな。ただ、お客さんいないところで試合してもしょうがないし、自分達のギャラはそこから出てるんだいうこうを意識すれば、売るのは当然というか。その辺の意識は、昔から変わりませんね。まあ実際にどこまで売れているかは別として(笑)」
−−そのことがプレッシャーになって、練習に身が入らないとかはないですか?
「それはないですよ(笑)、ただ、今までだったら、売っても売らなくても同じで、また使ってもらえて、こうぬるま湯的な感じでやってきて、それをどれだけ売ったかで評価すると言われて、ええーってのはありますけど、継続する為には、その位キツいことを言われるのもしょうがないのかなとは思います」
−−今回は大室さんが希望していた階級(女子フライ級:45.4kg)での試合ですけど、このくらいの契約体重でやったことはありましたっけ?
「46キロ契約はありましたね、去年のデモリッション(2007.08.19浜田福子戦・一本勝ち)も確かそうですね」
−−減量は必要?
「ええ、さすがに45キロ台になると必要ですね。でも、減量すると、動きにキレが出るとか言われているので、ちょっと楽しみな部分もあります」
−−最近方法、専門誌とかでも、具体的な減量の方法が取り上げられたりすることも多いですよね?
「…ふーん(笑)」
−−ゆっくり落とす方法と、水抜きして一気に落とす方法と。
「…おやつ止めれば、大丈夫です(爆笑)」
−−自然に落ちる?
「やっぱり、普段から練習やってますけど、試合前は追い込んでやりますので、その辺のカロリー消費もありますしね。その水を抜くとかは、最終的には、しょうがないと思うんですけど、もう歳なんで(苦笑)、カサカサになっちゃってもイヤだなみたいな」
−−そこまでは苦労しないだろうと。
「現時点では、そう思いたいです!(10月21日収録) あと10日くらいしたら、死にそうになっているかもですけど、それはわからないです(笑)」
−−そんなに心配してない?
「呑気なんですかね、わかんないです。だってダメだったら、試合出れないんだし、やるって決めたんだから!」
−−最近の大室さんのファイト、見ている側の意見として、男子の総合というか、今の総合のトレンドなファイトをしたがっているように見えるんですが、それはどうですか?
「それは初めて言われました」
−−グランドでも、殴るのを重視で、総合のグランドをやりたがっているというか。
「せっかくこのルールだから殴らせなさいよみたいな(笑)、過去にもパウンド有りルールの時、随分殴れたんですが、ああこれだけ殴っても止まらないんだってのはあって、逆にやっぱり極めなくちゃダメなのかなとも思いましたよ」
−−失礼な言い方になるけど、グランドはあまり変わってないけど、スタンドは凄くよくなっているような印象がある。
「グランドでは、極められる気がしないんですよね。ナニ自信満々なんだよ、みたいに言われちゃうかもですけど、男子と散々練習してるってのもあって、恐怖心があまりないんです。その分、スタンドには未だに恐怖心を持っていて。恐いから練習するしかないじゃないですか。それがたまたま、元が酷い状態だったから、成長しているように見えるんじゃないんですか?」
−−パウンド有りになると、グランドでも殴られる可能性はあるわけですが。
「総合をやっている以上、しょうがないですね。殴られるかもしれないけど、殴れるわけで(笑)。パウンドがあることで、寝技もまったく変わってくるし…」
−−それはやっぱり、男の総合をそのまま自分もやりたいってことですよね?
「じゃあ、女の総合って何なんですか(きっぱり)」
−−おおーっ。つまり総合は総合であると?
「例えば、レスリングだって柔道だって、男子と女子でルールが違うんですかって話で、何で総合だけ違うのかって、そりゃあやっぱりバイオレンスな部分とかあるから、ある程度制限されるのはしょうがないのかもですけど。男子に肘があるなら、女子にもあってもいいじゃないみたいな」
(後編に続く)

■女子フライ級(-45.4kg) VR(ヴァルキリールール) 3分3R
大室奈緒子(和術慧舟會東京本部)
VS.
玉田育子(AACC)
タイトルの「グラップリングDNA」は、スマックガール時代のキャッチで、実は彼女が「ヒトゲノム・プロジェクト」(人間の遺伝子を解析する国家的プロジェクト)に関わる仕事をしていたことに、ちなんでいる(聞き手・長尾メモ8)。

※UFCで活躍中の世界の岡見“サンダー”勇信選手とのスタンド・レスリングのライトスパー。岡見選手が巨大なのか(上半身のデカさと言ったら!)、大室選手が小さいのか、その落差が凄いです。ちなみに、仕込みではありません。
−−まずは今回こうやってヴァルキリーが立ち上がるわけですが、同じ慧舟會が主催していたクロスセクションとの違いというか、気持ちの違いあたりから、お願いします。
「クロスセクションは、完全に発表会という位置づけで、社長自身もそう言ってましたし、プロ興行というより、ウチの子を並べて、相手を呼んできましょうという感じだったんですけど、今回は慧舟會というより、女子の総合格闘技の為に、社長が立ち上がってくれたという感じですね」
−−そんな慧舟會の女性陣の中でリーダー的な存在として、まずは大室さんに話を聞きに来たってのはあります。
「……(苦笑して首を横に振る)」
−−では、その首を振っている意味あたりからお願いします。
「いやいや、自分は歳が上なんで、単純に音頭を取ったりはありますけど、ウチは三角形的な(先輩後輩の構造みたいな)モノはないところで、わりとフラットなところにいると思っていて、あの人には上だからモノを言えないとかは、凄くイヤで、逆に下だから言えないとかだったら、こういう状況で絶対よくなっていかないと思うし、キャリアが短いからこそ思いつくこともあるだろうし、それを認め合っていかないと…。だから、山になっているんじゃなくて、みんなで、輪になって中心に言うみたいなカタチじゃないと……とは思ってますね」
−−今回は、チケットを手売りしてもらうことについて、私を含め、かなり強くお願いしているわけですが…。
「基本的にチケットを売らなくちゃいけないってのは、前から思っていて、自分の動きが変わったとかはないんですけど、今回みたいにかなり厳しく言われると、見えない圧迫感は少しあって、売れなかったらどうしようみたいな。ただ、お客さんいないところで試合してもしょうがないし、自分達のギャラはそこから出てるんだいうこうを意識すれば、売るのは当然というか。その辺の意識は、昔から変わりませんね。まあ実際にどこまで売れているかは別として(笑)」
−−そのことがプレッシャーになって、練習に身が入らないとかはないですか?
「それはないですよ(笑)、ただ、今までだったら、売っても売らなくても同じで、また使ってもらえて、こうぬるま湯的な感じでやってきて、それをどれだけ売ったかで評価すると言われて、ええーってのはありますけど、継続する為には、その位キツいことを言われるのもしょうがないのかなとは思います」
−−今回は大室さんが希望していた階級(女子フライ級:45.4kg)での試合ですけど、このくらいの契約体重でやったことはありましたっけ?
「46キロ契約はありましたね、去年のデモリッション(2007.08.19浜田福子戦・一本勝ち)も確かそうですね」
−−減量は必要?
「ええ、さすがに45キロ台になると必要ですね。でも、減量すると、動きにキレが出るとか言われているので、ちょっと楽しみな部分もあります」
−−最近方法、専門誌とかでも、具体的な減量の方法が取り上げられたりすることも多いですよね?
「…ふーん(笑)」
−−ゆっくり落とす方法と、水抜きして一気に落とす方法と。
「…おやつ止めれば、大丈夫です(爆笑)」
−−自然に落ちる?
「やっぱり、普段から練習やってますけど、試合前は追い込んでやりますので、その辺のカロリー消費もありますしね。その水を抜くとかは、最終的には、しょうがないと思うんですけど、もう歳なんで(苦笑)、カサカサになっちゃってもイヤだなみたいな」
−−そこまでは苦労しないだろうと。
「現時点では、そう思いたいです!(10月21日収録) あと10日くらいしたら、死にそうになっているかもですけど、それはわからないです(笑)」
−−そんなに心配してない?
「呑気なんですかね、わかんないです。だってダメだったら、試合出れないんだし、やるって決めたんだから!」
−−最近の大室さんのファイト、見ている側の意見として、男子の総合というか、今の総合のトレンドなファイトをしたがっているように見えるんですが、それはどうですか?
「それは初めて言われました」
−−グランドでも、殴るのを重視で、総合のグランドをやりたがっているというか。
「せっかくこのルールだから殴らせなさいよみたいな(笑)、過去にもパウンド有りルールの時、随分殴れたんですが、ああこれだけ殴っても止まらないんだってのはあって、逆にやっぱり極めなくちゃダメなのかなとも思いましたよ」
−−失礼な言い方になるけど、グランドはあまり変わってないけど、スタンドは凄くよくなっているような印象がある。
「グランドでは、極められる気がしないんですよね。ナニ自信満々なんだよ、みたいに言われちゃうかもですけど、男子と散々練習してるってのもあって、恐怖心があまりないんです。その分、スタンドには未だに恐怖心を持っていて。恐いから練習するしかないじゃないですか。それがたまたま、元が酷い状態だったから、成長しているように見えるんじゃないんですか?」
−−パウンド有りになると、グランドでも殴られる可能性はあるわけですが。
「総合をやっている以上、しょうがないですね。殴られるかもしれないけど、殴れるわけで(笑)。パウンドがあることで、寝技もまったく変わってくるし…」
−−それはやっぱり、男の総合をそのまま自分もやりたいってことですよね?
「じゃあ、女の総合って何なんですか(きっぱり)」
−−おおーっ。つまり総合は総合であると?
「例えば、レスリングだって柔道だって、男子と女子でルールが違うんですかって話で、何で総合だけ違うのかって、そりゃあやっぱりバイオレンスな部分とかあるから、ある程度制限されるのはしょうがないのかもですけど。男子に肘があるなら、女子にもあってもいいじゃないみたいな」
(後編に続く)

■女子フライ級(-45.4kg) VR(ヴァルキリールール) 3分3R
大室奈緒子(和術慧舟會東京本部)
VS.
玉田育子(AACC)



