選手インタビュー第2弾は、メインイベントで、絶対女王・辻結花選手と対戦する、V一(ヴィー・はじめ)選手。この変わったリングネームは「V1アームロック」という技が得意技ということからきている。幼少時をアメリカで過ごし、大学時代もアメリカに留学している帰国子女ファイター。にも関わらず、格闘技のバックボーンは空手と柔術である。2007年3月スマックガールでデビュー。その年の新人王を獲得(ネクストシンデレラトーナメント優勝)。ホームである「Max柔術アカデミー & Yogaスタジオ」に話を聞きに行ってきた(聞き手・長尾メモ8)。

※これが噂の「ヴィ〜」サインだ!(写真右) 思わず引き込まれて一緒にサインしてしまう、茂木プロデューサーと苦笑しきりの大室選手(10月15日記者会見時)。
−−まずは、プロフィール的なところから、聞きたいと思います。格闘技歴は、空手が最初なのかな?
「公園の中でやってたんですよ! それはアメリカなんですけど」
−−へえ! それ何歳くらいの話?
「6歳か7歳くらいです」
−−その後、日本に一度帰って来てるんですよね?
「はい、その後日本に帰ってきて、家の近くで道場みつけて。そこが今もやっている『国際玄制流空手道連盟 武徳会』です」
−−フルコンタクト系? それともいわゆる伝統派?
「伝統派なんですけど、伝統派というと、寸止めというイメージですけど、組み手もやりますし、普通に当てますね」
−−なるほど、練習では当てると。
「いえいえ、試合でもです。当てないとポイントに認められないんです。ボクシングみたいに振り抜いてしまうと反則なんですけど、こう当てて、当てたら引かないといけないんです。そうしないとポイントにならないんです。当たる時のインパクトは結構ありますよ。歯が折れたりしますから(笑)」
−−それは勉強不足で失礼しました。…で、その後大学でまたアメリカに行って、その時からブラジリアン柔術?
「寝技とか全然興味なかったんですけど、空手の出稽古に行ったら、そこの先生が寝技も教えてくださる方で。その先生が…ちょっとカッコよかったんですよ! で、やってみないかと言われて(笑)。そこからハマってしまって」
−−アメリカの時は、柔術のみ、空手のみで、総合格闘技という意識はまだなかった?
「はい、帰ってきてからですね。柔術を続けていたら、回りが総合もやんないの? みたいになってきて(笑)」
−−自分の感覚だと、柔術はやるけれど、打撃というハードルが高くて、総合格闘技はちょっと…みたいな人が多いという感じなんだけど。
「空手をやっていたせいですかね、最初は、総合って全然興味なくて、ただ回りが言うからみたいな感じで、大して難しくもないんだろうなとか思って始めて、ところが出てみたら、疲れるし難しいし、奥が深くてハマったって感じです」
−−今現在、武徳会・森下支部の支部長であり、現役柔術家であり、総合格闘家であるわけだけど、その3つのバランスというか、自分の中での意識はどうですか?
「一時期、柔術にハマって柔術ばかりやってて、空手が少なかった時期もあったんですけど、総合を始めてから、改めて立ち技の大切さとか、試合でも小さい頃から身についていたものが、思わず出たりして、ああやっぱり大切なんだと思って、それから、バランスよく練習するようにはしています。その結果、立ち技で身についたことが、柔術に生かせることとかもありますし、全部共通しているなというのを感じるんで…」
−−打撃は、浅草のシュートボクシングのジム(シーザージム)にも行っているんですよね? 空手・柔術との物理的なバランスとかは、どんな感じですか?
「やはり柔術が一番多いんですけど、試合が近くなるにつれ、SBさんに行くのが増えてきてという感じですね。前は総合の試合が終わると、SBの方は、まったく行かなくなったりしてたんですけど、最近は、少ない中で、ちゃんと続けるようにしています。空手は現在は指導中心になっちゃってますね。時間を作って、もっとやってレベルを上げて行きたいとは思ってるんですが」
−−これは隣にいる師匠(Max柔術アカデミー・Max増沢館長)にも聞きたいところなんだけど、今総合では、立ち技と寝技の繋ぎというか、キワの部分が重要になっていると思うんだけど、そのあたり指導者として、どういう意識でやってます?
Max増沢「自分が監督として、このアカデミー内に総合のチームを編成して、昔からの仲間である総合のプロ(マサ・マルコメ選手)にリーダーになってもらって、クラス以外の時間でやっているという感じです」
−−それは表に出しちゃっていいのかな?
Max増沢「はい。ウチはあくまで柔術のアカデミーで、総合のクラスはないんですけど、メンバーで総合をやりたいという人間がいれば、それを全力でサポートするという感じですね」
−−よくわかりました。それでは、ご本人に戻って、今回、金網でかつパウンド有り。これに関しては?
「今までリングしかやったことないので、金網だとどうなのかとかは、情報集めるようにはしてますけど、恐さとかはないですね。リングと全然違う! とかはないです」
−−例えば、金網ギワだったら、自分の柔術の技術が生きるとかはある?
「そうですね! 結構生きるんじゃないかと。マイナスよりプラスに捉えるようにしています! 新しいことなんで、プラス思考で! ……金網って言うと、電流流れてるの? とか血が飛ぶの? とか言われちゃって(笑)」
−−ああ、友達とかだと、金網というとUFCとかじゃなく、電流爆破マッチとかそういうプロレスのデスマッチのイメージなんだ!
「そうですねー、恐いね恐いねとか言われちゃって。電気も通ってないし、トゲみたいなのもないから大丈夫だよって(笑)」
(後編に続く)

※師匠とのパスワークを中心したグラップリングスパー。切れのいい動きを見せる。
■メインイベント 女子フェザー級(-52.2kg) VR(ヴァルキリールール) 3分3R
辻結花(総合格闘技闇愚羅)
VS.
V一(Max柔術アカデミー & Yogaスタジオ)

※これが噂の「ヴィ〜」サインだ!(写真右) 思わず引き込まれて一緒にサインしてしまう、茂木プロデューサーと苦笑しきりの大室選手(10月15日記者会見時)。
−−まずは、プロフィール的なところから、聞きたいと思います。格闘技歴は、空手が最初なのかな?
「公園の中でやってたんですよ! それはアメリカなんですけど」
−−へえ! それ何歳くらいの話?
「6歳か7歳くらいです」
−−その後、日本に一度帰って来てるんですよね?
「はい、その後日本に帰ってきて、家の近くで道場みつけて。そこが今もやっている『国際玄制流空手道連盟 武徳会』です」
−−フルコンタクト系? それともいわゆる伝統派?
「伝統派なんですけど、伝統派というと、寸止めというイメージですけど、組み手もやりますし、普通に当てますね」
−−なるほど、練習では当てると。
「いえいえ、試合でもです。当てないとポイントに認められないんです。ボクシングみたいに振り抜いてしまうと反則なんですけど、こう当てて、当てたら引かないといけないんです。そうしないとポイントにならないんです。当たる時のインパクトは結構ありますよ。歯が折れたりしますから(笑)」
−−それは勉強不足で失礼しました。…で、その後大学でまたアメリカに行って、その時からブラジリアン柔術?
「寝技とか全然興味なかったんですけど、空手の出稽古に行ったら、そこの先生が寝技も教えてくださる方で。その先生が…ちょっとカッコよかったんですよ! で、やってみないかと言われて(笑)。そこからハマってしまって」
−−アメリカの時は、柔術のみ、空手のみで、総合格闘技という意識はまだなかった?
「はい、帰ってきてからですね。柔術を続けていたら、回りが総合もやんないの? みたいになってきて(笑)」
−−自分の感覚だと、柔術はやるけれど、打撃というハードルが高くて、総合格闘技はちょっと…みたいな人が多いという感じなんだけど。
「空手をやっていたせいですかね、最初は、総合って全然興味なくて、ただ回りが言うからみたいな感じで、大して難しくもないんだろうなとか思って始めて、ところが出てみたら、疲れるし難しいし、奥が深くてハマったって感じです」
−−今現在、武徳会・森下支部の支部長であり、現役柔術家であり、総合格闘家であるわけだけど、その3つのバランスというか、自分の中での意識はどうですか?
「一時期、柔術にハマって柔術ばかりやってて、空手が少なかった時期もあったんですけど、総合を始めてから、改めて立ち技の大切さとか、試合でも小さい頃から身についていたものが、思わず出たりして、ああやっぱり大切なんだと思って、それから、バランスよく練習するようにはしています。その結果、立ち技で身についたことが、柔術に生かせることとかもありますし、全部共通しているなというのを感じるんで…」
−−打撃は、浅草のシュートボクシングのジム(シーザージム)にも行っているんですよね? 空手・柔術との物理的なバランスとかは、どんな感じですか?
「やはり柔術が一番多いんですけど、試合が近くなるにつれ、SBさんに行くのが増えてきてという感じですね。前は総合の試合が終わると、SBの方は、まったく行かなくなったりしてたんですけど、最近は、少ない中で、ちゃんと続けるようにしています。空手は現在は指導中心になっちゃってますね。時間を作って、もっとやってレベルを上げて行きたいとは思ってるんですが」
−−これは隣にいる師匠(Max柔術アカデミー・Max増沢館長)にも聞きたいところなんだけど、今総合では、立ち技と寝技の繋ぎというか、キワの部分が重要になっていると思うんだけど、そのあたり指導者として、どういう意識でやってます?
Max増沢「自分が監督として、このアカデミー内に総合のチームを編成して、昔からの仲間である総合のプロ(マサ・マルコメ選手)にリーダーになってもらって、クラス以外の時間でやっているという感じです」
−−それは表に出しちゃっていいのかな?
Max増沢「はい。ウチはあくまで柔術のアカデミーで、総合のクラスはないんですけど、メンバーで総合をやりたいという人間がいれば、それを全力でサポートするという感じですね」
−−よくわかりました。それでは、ご本人に戻って、今回、金網でかつパウンド有り。これに関しては?
「今までリングしかやったことないので、金網だとどうなのかとかは、情報集めるようにはしてますけど、恐さとかはないですね。リングと全然違う! とかはないです」
−−例えば、金網ギワだったら、自分の柔術の技術が生きるとかはある?
「そうですね! 結構生きるんじゃないかと。マイナスよりプラスに捉えるようにしています! 新しいことなんで、プラス思考で! ……金網って言うと、電流流れてるの? とか血が飛ぶの? とか言われちゃって(笑)」
−−ああ、友達とかだと、金網というとUFCとかじゃなく、電流爆破マッチとかそういうプロレスのデスマッチのイメージなんだ!
「そうですねー、恐いね恐いねとか言われちゃって。電気も通ってないし、トゲみたいなのもないから大丈夫だよって(笑)」
(後編に続く)

※師匠とのパスワークを中心したグラップリングスパー。切れのいい動きを見せる。
■メインイベント 女子フェザー級(-52.2kg) VR(ヴァルキリールール) 3分3R
辻結花(総合格闘技闇愚羅)
VS.
V一(Max柔術アカデミー & Yogaスタジオ)



